阿と生まれ 泣きて怒りて 妬みても 訶訶訶と笑いて 吽と死ぬなり
宝滴066
本文
阿と生まれ 泣きて怒りて 妬みても 訶訶訶と笑いて 吽と死ぬなり
形式
#短歌
カテゴリ
#4.無常・生死
ラベル
#無常 #喜怒哀楽 #生死
キーワード
#阿と吽 #怒り #妬み #笑い #死
要点
生まれた瞬間から死ぬまで、喜怒哀楽の循環を経る無常の人生を描く。
現代語訳
生まれて泣き、怒り、妬み、笑い、そして死ぬ。
注釈
阿・吽:始まりと終わり、また胎蔵界と金剛界を象徴。
訶訶訶:笑いの声。
解説
生と死、喜怒哀楽の連続を簡潔に表現し、無常観を示す。